車上生活者は道の駅で生活?住所は?仕事は?通報は?ホームレス?

社会

スポンサードリンク

「車上生活者」…なんという言葉の響き…。想像しただけで肩こりと腰痛になりそうです。。。近年、車上生活者が増えているようです。キャンピングカーで全国を周りながら贅沢に…とは真逆の貧困により余儀なくされているケースが多いようです。

車上生活者の実態は?

ウィキペディアにも「車上生活者」という項目があります…。以下、引用しながら見ていきます。

車上生活者とは様々な事情で住宅に暮らすことができず自動車を住まいとしている者。多くの者は貧困が原因で車上生活を余儀なくされている。駐停車する場所によっては自動車の保管場所の確保等に関する法律(車庫法)違反などに問われる。

車の中で生活することは誰にもとがめられることではありませんが、問題は駐車場所ですよね。時々、夜の道の駅で休憩することがありますが、一番端っこに駐車してカーテン(?)を閉め切っている車を見かけます。これかな?

車上生活者は、いわゆるホームレスの一種といえるが、もともと賃貸住宅などで生活していたが、借金や失職などを契機として家賃が払えなくなり、住宅から退去させられた結果、車上生活に至るようなパターンが多いと思われる。

う~ん…地味だけどこれは社会問題ですよね。。。以前、定住しない人たちがテレビで特集されていましたが、その人たちは生活を楽しんでいましたね。全国各地の格安の短期賃貸住宅を借りて、アルバイトをしながらしばらく滞在し、またほかの地域へ旅立つ…というパターン。車上生活者とは全く事情が異なりますね。

住居がないのに車に住む理由は?

かつて屋根の下で暮らしていた時に車を所有していた者が、住むところを失った時に一時的に雨風をしのぐ手段として手っ取り早く車上生活に移行するものと思われる。

そして、その理由は…

  • 賃貸住宅は家賃の未納により退去させられるが、車についてはローンがなければ、少なくとも次の車検日および諸経費(自動車税・自賠責の保険料など)の納付日まで通常の使用が可能である(諸経費を納付できない場合、売却する以外にない)。

  • 主に停めて使用するためガソリン代がかからず、路上駐車であれば駐車料金も必要ないため、簡易宿泊施設等よりも生活費が安く済む。

  • 仮に故障や燃料切れなどにより自走不可能になっていたとしても、雨露をしのぐ場所となり路上生活よりも環境が良い。

話は全く違いますが、熊本地震の時にたくさんの車上生活者が報道されていました。多くの方が「避難所はちょっと…」と答えていたことが印象的でした。車上生活者の方も「ホームレスはちょっと…」という気持ちがあるのは想像できます。

道の駅での車上生活者が問題に…

車上生活はどのような場所で行われるのでしょうか?

かつては、都市部でも駐車禁止の指定のない周縁部にしばしば車上生活者のコロニーを発見することができた。しかし近隣住民の苦情や廃棄車両の不法投棄などが問題となり、現在ではほとんどの公道で終日駐車禁止の指定を受けているため、車上生活者のコロニーを発見することはまずない。

「コロニー」…って!?そんなのがあったなんて想像もできません。。。

都市部に近い河川敷や海岸防砂林などの公有地、あるいは倒産したロードサイド店舗の駐車場などにしばしば車上生活を行う者が見られることもあるが、やはり管理者(国・自治体・物件所有者)などに定期的に排除されているようである。

・・・だよなぁ。じゃあどこへ?コンビニ?長時間駐車は禁止のところが多いから無理そうだし…。近くの工場地帯にあるコンビニで「車中泊禁止」という張り紙を見かけたことがあります。どうやら、夜中に到着したトラックが工場始業までの待機場所としての利用を制限する意味があるようでした。…車上生活なんて絶対無理だよなぁ。

では、行く先は…「道の駅」です。

道の駅は本来、24時間営業の無料休憩施設であり宿泊を想定したものではないが、夜間管理体制の緩い一部施設にマナー違反者が住みつき、問題を引き起こしている。

…そうなりますよねぇ。道の駅が厳しく締め出したら次はどうなるのでしょうか…?

 


スポンサードリンク

いくら雨風がしのげるとはいえ、ガソリン節約のため移動は最小限、冷暖房は使わないというような過酷な生活を送っていることは想像に難くありません。今後も車上生活者の問題について注目していきたいと思います。

 

 


スポンサードリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました