銀河鉄道999【松本零士】あらすじ復習!第1話:出発のバラード

銀河鉄道999

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「銀河鉄道999」(原作:松本零士)という漫画に出会ったのは小学校低学年。

今思えば世の中や人生の「予習」をしていたのかもしれない…。

あれから約40年。今、万感の思いを込めて「銀河鉄道999」を「復習」する。

※原作コミック版のみを取り上げます。テレビアニメ版や映画版には触れません。

星野鉄郎の母親、機械伯爵の人間狩りに遭う!

冒頭、銀河急行776が地球へ向かうシーンから始まります。

この一コマで「列車が宇宙空間を走る時代」という設定に引き込まれます。

第1話のタイトル「出発のバラード」…「しゅっぱつ」ではなく「たびだち」と読ませるのは「本気」と書いて「マジ」と読ませるっぽいのの先駆けではないでしょうか(笑)

星野鉄郎と母親の雪の降る草原での会話から「機械の体」は…

  • 寒さなんて気にしなくてすむ(ヒートテック不要)
  • 部品交換で千年は生きられる(車検っぽいのがある?)
  • お金持ちしか買えない(ヒルズ族みたいな)
  • お父さんは機械の体に反対して殺された

次の瞬間、何者かによって母親が銃撃を受けます。

母親は死の間際、鉄郎に秘密にしていたことを暴露します。

  • 銀河特急999号がある
  • 機械の体がタダでもらえる星につく(タダより高いものはないが…)
  • …って、お父さんが言ってた(裏取りなし!)
  • 機械の体をゲットして両親の分まで長生きを!

…という感じで母親は息を引き取ります。

その後、機会伯爵と子分(スネ夫っぽい)が機械の馬に乗って現れます。

機械伯爵は…

  • 見事に「しとめた」とドヤ顔(無表情だけど)
  • きれいな人間だから応接間にかざろう(って鹿か!)

そして、機械スネ夫が「きっとみんなほめてくれるでしょうね!」とゴマすり(笑)

そして、機械伯爵らは母親のご遺体をお持ち帰りします…。

謎の美女メーテルに救われ、機械伯爵をかたき討ち!

その後、鉄郎は雪の中、「メガロポリス」を目指しますが、遭難します。

鉄郎は寒さに弱い人間の不便さを呪い、機械としての生まれ変わり(?)を誓いながら意識を失います。

目を覚ますと「メーテル」と名乗る謎の美女の部屋に!

鉄郎に機械の体なのか?と聞かれたメーテルはいきなり脱いで見せます(笑)

「これが機械の体に見える?鉄郎」と。。。

小学校低学年の私には非常に刺激的でした!

そして、銀河鉄道の無期限パスをくれる、と。

ただし、メーテル同伴が条件…。

断る理由なし!!

しかし、鉄郎は逆に条件を出します。

銀河鉄道に乗る前に機械伯爵を殺る・・と。

鉄郎は単身、機械伯爵の館に乗り込みます。

機械伯爵の館では人間剥製お披露目パーティーがまさに始まろうとしていました。

テーブルの上にはOILと書かれた缶が並べられています。

鉄郎乱入!

あっという間に機械伯爵の他列席者6名を含めて銃撃!

6名の機械人間(スネ夫は見あたらない…)はとんだとばっちり!

そして、弱った機械伯爵は鉄郎に命乞い。。。

「脳だけはやめてくれ!」と。

…ってゾンビか!

「脳」も「機械」なんでしょうか?それとも「生」なんでしょうか?

しかし、鉄郎はためらうことなく銃を機械伯爵の顔面に投げつけてとどめを刺します。

機械伯爵の断末魔は「ぐえーっ」でした。

鉄郎は誓います。

強い機械の体をもらって地球に帰ってきたら機械人間どもを皆殺しにする…と。

そして、剥製になってしまった母親に別れを告げ、館に火を放ちます。

いきなり敵討ちを果たすという異例のストーリーです(笑)

鉄郎、パスを盗まれたりメーテルのシャワー見ちゃったり

機械伯爵を討ち果たした鉄郎は迎えに来ていたメーテルとともにメガロポリス宇宙ステーションに向かいます。

999号の待機場所であるホテルの一室に着くや否や強盗に襲われます。

なぜか鉄郎のパスだけが盗まれてしまいます。

鉄郎がパスに名前を書いていなかったからです。

他人の名前が書いてあるパスを使ったのがばれたら死刑になるそうです。

名前はすぐに書こうね!鉄郎!

メーテルと鉄郎はパスを取り返しに出かけますが…。

鉄郎はメトロポリスの”影”…スラムっぽい光景に複雑な心境になります。

メーテルはエージェントと名乗るダフ屋のビルに乗り込みます。

メーテルはエージェントの脅しにも屈することなく、鉄郎のパスを取り返します。

その後、ビル爆破!(笑)

メーテルは静かに言います。

「さっき陽子爆弾を置いてきたの」と。

…って…恐!

その後、ホテルに戻った二人。

メーテルが入っているシャワー室から何やら会話が聞こえる…。

鉄郎はノックなしにいきなりシャワー室のドアを開けます(笑)

小学校低学年の私には非常に刺激的でした!

鉄郎は眼福(目がハートに)を得ながらもやや不信感を覚えます。

しかし、銀河鉄道999に乗れるのなら「メーテルが悪魔の子でも魔女でもなんでもいいや」と覚悟を決めます。

いよいよ銀河鉄道999乗車!おばさん宇宙空間にネプ投げ!

鉄郎とメーテルはメガロポリス中央駅に到着。

鉄郎は銀河鉄道999の外観があまりにも旧式なことに驚きます。

旧式である理由をメーテルが説明しますが、うっかり「二度と帰らないお客のためには…」と口を滑らします。

鉄郎は「ぼくは帰ってくるんですけど!」とキレます。

駅弁を買ってくるからと言うメーテルを残し、鉄郎は乗車。

座席に「ゴミの山」(失礼!)と見間違えたおばさんと出会います。

おばさんは銀河鉄道999に乗るためにむちゃくちゃ働いてきたから…とゴミっぽくなった理由を語ります。

そして、銀河鉄道999に乗ってアンドロメダまで行って帰ってきた人が一人もいないという噂について独り言のようにつぶやきます。。。

すでに精神状態ヤバイ感じです。

ってやってる間に出発の合図。

鉄郎はメーテルが乗り遅れたのだと思いパニくります。

が、すでにメーテルは席に座ってこうかまします。

「私はヘマはやらないわ」と。

まるでドクターX大門未知子!

鉄郎はさっきのゴミ…じゃなくておばさんが話していたことについてメーテルに尋ねます。

メーテルは「うわさよ」と聞き流します。

そして走り始めた列車の先頭を眺めていた鉄郎が驚きます。

「線路がない!!」と。

しかし、宇宙列車だったことを思いだし落ち着きます。

銀河鉄道999が出発したのもつかの間、さきほどのおばさんがご乱心!

「列車を戻せ!」と。

おばさんは諫めるメーテルに向かって銃をぶちかまします。

そこに車掌登場!

なんと、問答無用でおばさんを宇宙空間に投げ放ちます!!

無表情だからよけい怖い(笑)

このシーンは非常に印象に残っていますね。

何事もなかったように銀河鉄道999は最初の停車駅に向かって走ります。


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【銀河鉄道999】あらすじ復習!第2話「火星の赤い風」


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