先日のM-1グランプリで「ミルクボーイ」というコンビが優勝しました。初めて見ました…。というのもテレビでの漫才は初披露とのことでしたので無理もありませんよね(笑)
準決勝は「コーンフレーク」、決勝は「もなか」のネタで優勝を決めました。特にコーンフレークネタはM-1史上最高得点とのことでした。。。改めてネタを拝見。少し気になったことがありまして…。
コーンフレーク=煩悩の塊?
まずはミルクボーイのコンフレークネタを改めて拝見します。
「コーンフレークは朝から楽して腹を満たしたいという煩悩の塊」というくだりがありますね。。。ここでいう「煩悩」は食欲を指しているので、「なるほど」と笑ってしまったのですが。。。
コンフレークは「性欲」をおさえるための食事?
アナザー煩悩である「性欲」。こちらに関しては…コーンフレークはむしろ煩悩を抑える目的があったようです。
コーンフレークを開発したケロッグ博士はかなりの禁欲主義者だったようです。で、性欲は諸悪の根源との思想の持ち主だったようです。そして、その性欲をおさえるために開発したのがコーンフレークという説があるのです。
なんと映画化もされていました。。。なんかコメディみたいです。
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食べものを質素にすれば性欲を抑制できるという発想ですから「精進料理」といっても間違いではないようです。。まあ、修行僧の食事にはそぐわないと思いますが…
ちなみにケロッグのホームページではそのことは一切触れられていません。。。
1898年 ケロッグ社の創設者W.K. ケロッグと J.H.ケロッグ博士の兄弟は、グラノラを作ろうとして失敗し、手違いで小麦の生地をフレークにしてしまいました。この幸運な失敗により、世界の朝食に運命の転機が訪れたのです。 ケロッグ兄弟はとうもろこしがフレークになるまで実験を続け、おいしいケロッグのコーンフレークのレシピを作り上げることに成功しました。
「コンフレーク」と「コーンフロスティ」があるの?
「コーンフレーク」と言えば、ケロッグの青いパッケージを連想し、赤いスカーフをまいて腕を組んだ「トラ」がいる…と誰もが思っているから大爆笑を呼んだのでしょう…。
しかし、現在は「コーンフレーク」はこれ↓
ミルクボーイのネタで登場したのはこれ↓
…えっ!?まさかの「コーンフロスティ」!?…でも、普通は区別なんかしていないですよね?その証拠に笑えたもん(笑)
いずれにせよ、ケロッグは棚ボタですよね。芸人のステルスマーケティングが問題になりましたが、純粋なネタですよね、どう見ても。
でも、今後は気をつけないと足をすくわれますよね。。。「うちの商品をネタにしてください!」という悪魔の囁きに注意!!
純粋な漫才の面白さを教えてもらったような気がします。今回ミルクボーイが性欲抑制やコーンフロスティのことを全部知ったうえでのネタだったらさらにすごいですよね。…ここらへん、だれか突っ込まないかなぁ?
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