「だしパック煮すぎで食中毒」というニュースに驚きましたね。
だしパック煮すぎで食中毒?報道に騒然「我が家でもやりがち」 #ldnews https://t.co/ZYpq0x1qDx
— kojikoji (@kojikoj50118065) November 17, 2020
「ヒスタミン食中毒」は幼い子に発症しがちとはいうものの…
「だしパック」と「食中毒」というギャップが凄すぎて気になる出来事です。
まずは概要をまとめてみましょう。
東京都が16日、墨田区内の保育園で給食を食べた1~6歳の園児28人に、一時的に腕や顔に発疹などの症状が出たと発表したことを伝えた。
保育園は東京都墨田区の「うれしい保育園八広」です。
年齢が1~6歳という低年齢ということで心配になりましたが、腕や顔の発疹などは食べ始めて10分後にあらわれ、「一時的」ということでしたが具体的には1時間後には収まったようです。
墨田区保健所はきつねうどんのスープから検出された化学物質「ヒスタミン」が原因の食中毒と断定
ヒスタミンはマグロやカツオなどの赤身魚・その加工品が適切な温度管理されないことで生成されるといいます…が、今回は「だしパック」ですよね。。。
しかし、このヒスタミン…加熱しても分解されることはないそうなので、ここら辺が気になりますね。
職員も同じ給食を食べたそうですが、発症したのは園児のみでした。
そもそもヒスタミン食中毒は幼い子に発症する傾向が高いそうです。
今回は「濃いだしをとるため」長時間煮ていて、そのことが原因ではないかと言われています。
過去に「だしパック」で食中毒の事例は?
なんかモヤモヤしますが…。
過去にだしパックが原因で食中毒が発生したことがあるのでしょうか?
東京都福祉保健局によると…
だしを長く煮出すことで菌が生成されるという研究結果は現在ない
とのことですから、謎が残りますよね。。。
内閣府食品安全委員会の担当者によると…
「だしパックでヒスタミン食中毒が起きた事例は、私が知る限りでは無いので、長く煮たことが影響するかは分からない。ただ、長く煮たというのが『通常とは異なる』という意味で、何らかの要因となった可能性も否定はできない」
「だしパック」メーカーは煮る時間は10分程度としていたが、今回は45分とかなり長かったようです。
最初、ニュースを聞いたとき「うっかり」煮だしすぎたのかな?と思ったのですが、前述の通り「濃いだしをとるため」という目的があったうえでの45分のようですね。
ということは、だしを濃くとるために45分煮だしたのは今回が初めてではないと思われます。
これまでも給食で「きつねうどん」は出ていたでしょうし、他のメニューでもだしはとっていたでしょうから…。
給食担当者の心中を察すると肝が冷えますよね。。。
だしパックメーカーは戦々恐々?
ネット上では「だしパックの煮すぎで食中毒」に多数の人が疑問を感じています。
中には「だしパック」の原料管理の問題ではないかと発信している人もいます。
煮すぎではなく、だしパックの原料管理が悪かったのではないか。ヒスタミン生成のタイミングは原料が生の時なのだから。 / “だしパックの煮すぎが原因? 保育園の給食で食中毒 東京 – 産経ニュース” https://t.co/ofOB2lUVHq
— 小比良 和威 (@ohira_y) November 16, 2020
こうなると次に心配になるのはだしパックメーカーへの影響ですよね。
聞いたことないよね、「かいわれ」の二の舞にならなきゃいいけどね++本当に『だしパックの煮すぎ』で、ヒスタミン中毒が起こったのか? 医師が考察(堀向健太) – Y!ニュース https://t.co/jSvIeoD2Qu
— とち次郎 (@totijiro) November 17, 2020
なんとしても避けなければならないのは特定の食材やメーカーなどの「不買運動」や「風評被害」です。
今後のマスコミや専門機関の正しい発信を元に一人一人が正しい判断をすることが求められます。
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