銀河鉄道999【松本零士】あらすじ復習!第5話:大盗賊アンタレス

銀河鉄道999

スポンサードリンク

「銀河鉄道999」(原作:松本零士)という漫画に出会ったのは小学校低学年。

今思えば世の中や人生の「予習」をしていたのかもしれない…。

あれから約40年。今、万感の思いを込めて「銀河鉄道999」を「復習」する。

※原作コミック版のみを取り上げます。テレビアニメ版や映画版には触れません。

居眠りする鉄郎に寂し気につぶやくメーテル

鉄郎は疲れて座席で居眠りをしています。

それを見つめるメーテルは寂し気につぶやきます。

  • 機械の体になったら眠る必要もなくなる
  • 眠る楽しみも夢を見る楽しみもなくなる
  • そのまま永久に生きられる

機械の体は「睡眠」がいらないんだ!

肩こりや腰痛、「疲労」なんかもないのだろうか…。

メーテルは鉄郎のために「寝台車」の利用を手配しようとします。

ちょうど車掌さんが来たので呼び止めようとしますが…。

車掌さんは右往左往した様子でメーテルを無視します。

銀河鉄道999に「寝台車」があるんですね。

記憶では一度も登場しないと思いますが…。

銀河鉄道999、列車強盗に襲われる!

めったに揺れることのない銀河鉄道999がなんらかのショックを受けて揺れます。

隣の客車からセレブっぽいおじさんが命からがら「助けてくれ」と。

どうやら心臓のあたりを撃たれちゃってます。

メーテルは「一等車のグリーン車のお客さんだわ…」とつぶやきます。

銀河鉄道999に「グリーン車」があるんですね。

乗車料金は想像もつきません(笑)

次の瞬間、いかにも「山賊」らしいおっさんが単身現れます。

どうやら、銀河鉄道999は列車強盗に襲われているようです。

空間軌道は外部からは侵入できないはずなのに…とつぶやくメーテルに強盗はかまします。

「人間の作ったものなら人間に破れないわけがない」と。

結局、手口は明らかにならないので…気になります。

そして、強盗は有り金と貴重品を要求します。

「おまえはなんだかきたねぇなぁ」と鉄郎の体をまさぐる強盗は「戦士の銃」を見て驚きます。

強盗は戦士の銃のエネルギー開閉弁に指を挟み流血します。

赤い血液を流す強盗に鉄郎は親近感を感じます。

車掌さんが強盗に対して銃を構えますが、メーテルを盾にされて手を出せません。

大盗賊アンタレスの無茶ぶりとレントゲン検査

強盗は機関車内部に案内するよう車掌に要求します。

強盗は機関車に「大盗賊アンタレス」だと自己紹介し、「軌道を変えろ」と命令をします。

絶対に軌道を変えないことを誇りにしている銀河鉄道999はあっさりと軌道を変えます。

行き先はアンタレスの家の前!

アンタレスは誇り高い銀河鉄道999が自分の家の前に止まることにご満悦です。

機械世界に対するアンタレスの反骨心みたいなものを感じます。

アンタレスは鉄郎とメーテルのレントゲンによる身体検査をはじめます。

鉄郎が生身の体であることを確認したアンタレスはメーテルにも撮影を強要します。

アンタレスは「機械化女だったらバラバラにしてやる!」と意気軒高です。

ためらうメーテルに鉄郎も興味津々です。

結局、メーテルも人体の骨格であることが確認できるのですが…。

このメーテルの「ためらい」がこの後ずっと気になります。。。

アンタレスはメーテルに「お詫び」として自らの骨格を見せます。

骨格にはたくさんの「不発弾」が埋まっています。

アンタレスは「いつかこいつらが爆発して俺は何も残らず消し飛ぶのさ!」と豪快に笑います。

アンタレスの小惑星くりぬきタイプ住居にたくさんの子供たち

やがて列車はアンタレスの「家」で止まります。

家は小惑星をくりぬいて中に居住するという形です。

家の窓からはたくさんの小さな子供たちの「父ちゃん」「父ちゃん」という姿。

すかさず、車掌さんが気を緩めたアンタレスの後頭部に銃口を押し付けます。

しかし、鉄郎がそれを制し、アンタレスをかばいます。

アンタレスは鉄郎とメーテルを家に招き入れます。

たくさんの子供たちに出迎えられたアンタレスはとろけるような笑顔です。

この子供たちがどういう経緯でここに住んでいるのかは触れられていませんが、おそらく戦災孤児的な理由だと思われます。

撃たれる前に撃て!アンタレスの教え

アンタレスは「戦士の銃」の調整をしてくれます。

アンタレスは鉄郎に宇宙で生き残る条件を教えます。

「撃たれる前に撃て!相手が涙を流しても必要な時は心を鬼にして容赦なく撃てよ!」と。

アンタレスは調整した戦士の銃を鉄郎に返しながら「これが自由に使いこなせるようになったころおまえは機械の体など欲しくなくなるかもしれないな。ふふふ…」と意味深コメント。

アンタレスはさっき助けてくれた鉄郎にお礼を言います。

そして、帰り道にこの家に寄ってくれと伝えます。

銀河鉄道999は軌道に戻りながら現在位置を記録しようとします。

しかし、メーテルが止めます。

車掌さんはメーテルを咎めようとします。

しかし、メーテルに「銀河鉄道規則第95条第3章『乗員は乗客にしたがうもの』」と凄まれてあっさり引き下がります。


スポンサードリンク

 

 

 

 

 


スポンサードリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました