「銀河鉄道999」(原作:松本零士)という漫画に出会ったのは小学校低学年。
今思えば世の中や人生の「予習」をしていたのかもしれない…。
あれから約40年。今、万感の思いを込めて「銀河鉄道999」を「復習」する。
※原作コミック版のみを取り上げます。テレビアニメ版や映画版には触れません。
メーテル下車せず、鉄郎に対しまさかの放置プレイ

「火星人」といえば↓こんな感じですよね(笑)…どうしても。

↑これはいません。。。
火星は人間が住めるようになっています。
若い火星の男(ゼロニモ)が銀河鉄道999の到着を不敵に待ち構えます。
武装して乗客からパスをかっぱらう気満々です。
ゼロニモは火星から逃げ出したくてうずうずしています。
メーテルは鉄郎に火星についてダメ出しをしています。
人間が暮らせるようになったものの、住んでいるのはほとんど機械人間。
「人間にとっては魅力のない星よ」と。
メーテルは予定表つくるとかいろいろあるからという理由で降りようともしません(笑)
鉄郎は好奇心旺盛に単独で下車します。
銃と金貨10枚くらい(銀河鉄道から支給)を携えて…。
鉄郎、火星ソーダを堪能。親父にお金の使い方を諫められる
鉄郎は火星の都、大シルチス駅を後にします。
街並みはまるでゴーストタウンのような廃墟…。
鉄郎は酒場の親父に呼び止められ入店、火星ソーダを勧められます。
鉄郎が代金に金貨を1枚出すと親父は驚きます。
機械の体をもらいに行くという鉄郎の目的を知った親父は機械化された右脚を見せます。
金がなかったから右脚しかできなかった・・・と。
親父はもう一枚金貨をくれたら娘に大シルチスを案内させる、と。
鉄郎は気前よく(自分の金じゃないので)金貨を全部上げようとすると親父は鉄郎をメっします。
いつか役に立つから大事にしろ、と。
鉄郎、銃撃される!カップルの痴話げんかで助かる!
鉄郎は不愛想な娘(フレーメ)が操る馬車に乗せられて大シルチスを見物します。
が、どこまでいってもゴーストタウン。。。
そして、無数のお墓がたてられている墓地へ案内されます。
…が、鉄郎は待ち伏せしていたゼロニモに銃撃戦を挑むも撃たれてしまいます。
ゼロニモは瀕死の鉄郎からパスを奪いどや顔。
しかし、恋人であるフレーメとの痴話げんか勃発!
火星を出ていくゼロニモに「わたしはどうなるの?」と銃を向けるフレーメ。

火星版「木綿のハンカチーフ」状態!
ゼロニモは反射的にフレーメを撃ってしまいます。
そして鉄郎が生き返り、ゼロニモは驚きます。
鉄郎は懐の金貨が防弾チョッキっぽくなったおかげで致命傷を免れていたのです。
親父の言う通り金貨が「役に立った」のです。
再びゼロニモと銃撃を交える鉄郎。
しかし、ゼロニモは鉄郎の腕から滴り落ちる血液を見て戦意喪失、わざと撃たれます。
ゼロニモは機械人間になったことを後悔し、鉄郎を羨みます。

第1話で機械伯爵は「脳だけは撃たないで」と懇願していましたが、ゼロニモとフレーメは共に胴体を撃たれた状態で絶命しました。
鉄郎は酒場の親父に二人の死について詫びを入れようとしますが、親父は咎めませんでした。
そして、親父は「長生きするだけがしあわせかどうかわからん」と嘆息します。
鉄郎は列車に戻りメーテルに大シルチスの感想を聞かれます。
鉄郎は「なぜかみんな機械の体になるなと言っている」と複雑な心境を吐露します。
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