少林寺拳法の発祥の地はどこ?国は?まさかの日本?中国はないの?

歴史

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香川県の多度津町~!!

少林寺拳法は中国武術ではない

中国の少林拳とは全くの別物

「少林寺」と聞くと、どうしてもドラゴンボールのクリリン的な容姿をイメージしてしまう。オレンジまたは黄色のカンフー着を着用し、剃髪。おでこお灸の跡…。たしかに中国には「少林拳」や「少林寺の拳」のような名称の武術があるとされている。ちょっと前には「少林サッカー」というコメディ(?)映画もありました。

確かに、中国の河南省に「少林寺」という寺院があり、僧侶が武術を修行したり、武術の専門学校のような施設が林立している。

しかし、日本の「少林寺拳法」とはまったく別物です。

映画「少林寺」の影響

1982年、映画「少林寺」が公開。この影響、イメージが今日まで根強く生きているといえます。この映画は中国を舞台にした冒険活劇。大ヒットを記録。日本の少林寺拳法も撮影に協力をしています。

創始者は宗道臣(そうどうしん)という日本人

戦中、大陸で武術を学ぶ

少林寺拳法の創始者は宗道臣という日本人。戦中に満州で軍のスパイ活動のようなことをしていたらしいが詳細は不明。その間に中国各地で武術を学び、習得していったらしいので、少林寺拳法が中国武術と全く関係していないとはいえないかもしれない。

出典:shorinjikempo.or.jp

戦後、帰国し日本で少林寺拳法を開創

戦後、1947年(昭和22年)香川県多度津町に「少林寺拳法」を開創。

もともとは武術を教えるつもりはなかったらしく、敗戦直後ですさんだ心の若者たちを育てたい一心でお説教会みたいなものをやっていたらしいが、次の日には誰もこなかったらしい。そこで、武術を「エサ」に若者を集めて徐々に人数が増えていったらしいです。

踊る宗教?

時は終戦直後。GHQにより軍国主義につながる「武術」は禁止。しかし、「踊る宗教です!」と言い張ってGHQの監視をかいくぐったらしいという伝説も。

千葉真一主演の「少林寺拳法」という映画

少林寺拳法初期の殺伐とした雰囲気は映画「少林寺拳法」(主演:千葉真一…宗道臣役)を鑑賞すれば感じることができます。デビューしたての志穂美悦子(現:長渕剛の妻)も出演。ちなみに千葉真一は極真空手の創始者:大山倍達を描いた映画でも主演を務めています(笑)

武術としては総合的な技術

技術的には極めて総合的

技術的には剛法(突き、蹴り)柔法(抜き、投げ、関節技など)が総合的に習得できるプログラムになっています。よく「空手と合気道を足して2で割ったもの」という表現をされることもあります。

大会は「演武」が主流

相手同士で戦うという大会はほとんど行われません。二人組で技を磨き、披露する「演武」が中心です。「演武」を複数の審判が正確さや迫力などを採点し、優劣を競うのが大会です。


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まとめ

少林寺拳法の発祥の地=香川県多度津町


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